8月例会の事例 その後
皆さんからの意見を元に
①運動と歌唱の二重課題を小グループで実施
・認知機能低下に配慮
実施内容:単純な足踏み動作と懐かしの歌謡曲をOTやメンバーらと一緒に歌う
→以前はレクリエーションに参加するもルール理解困難 失敗が目立ち、怒り出す
場面見られた。足踏み動作に加え、握手などのスキンシップを取り入れた。
場面見られた。足踏み動作に加え、握手などのスキンシップを取り入れた。
予想される効果:共有体験(孤独感の解消 自信の回復)
・コミュニケーション能力低下に配慮
メンバーは無口な男性利用者 本人がつじつまの合わない話をしても笑顔で
対応してくれる人と実施
→会社経営をし、人を引っ張る立場にあった。従業員は男性が多く、かつての環境に
近い状況ができた。
予想される効果:受容体験 愛他的体験
②茶碗洗い作業の作業分担を変更
・スポンジを使った洗浄作業が困難。OTが洗った茶碗を本人が水で流し手で茶碗を
すすぐこととした。
→OTと一緒に作業
予想される効果:共有体験 愛他的体験
最近の様子
①②の活動を生き生きとした笑顔で取り組む場面が多く見られた。空きの時間でも焦りや不安を示さず皆と談笑したり、職員の冗談に合わせる余裕も見られた。ただ言葉で思いを伝えることが難しくなりつつあり、急に感情を乱し怒り出すことも徐々に出てきている。