12月例会へご参加いただきました皆様、お忙しい中、お越しいただきありがとうございます。今回は14名の皆様にご参加いただきました。
今回のテーマ「認知症作業療法の可能性と課題〜作業療法の成果をいかに日常生活、ケアにつなげるか〜」として、高須病院通所リハビリセンターの長谷川先生より講義をいただきました。
アンケートの内容を以下にまとめます。
・当たり前の事のようで、なかなか考える事が出来なかったり、実践までたどりつけなかったりする中で、もう一度「する」ためには、どうしたらいいか考えるきっかけになった。
・頭ではわかっていても”その人を見る”ということを怠っていることがある。再度”その人自身を見る、出来ることを見つけよう”という気持ちになった。
・他利用者も含め、周囲の力を借りながら一緒に行っていくことの大切さを改めて感じました。
・職員との信頼関係や情報連携の大切さを痛感しました。
参加いただいた皆様には現場の環境調整の大切さ、職員との信頼関係の大切さに目を向けていただけるきっかけになったのではと考えております。
またのご参加、お待ちしております。
愛知県認知症研究会 事務局
2017年12月9日土曜日
2017年11月30日木曜日
愛知県認知症研究会12月例会
平成29年も残すところあと1ヶ月。時が過ぎるの早いですね。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今月の例会は講義です。
11月18日に東海北陸作業療法学会が行われました。
その教育講演で私、長谷川がお話しした内容を、当研究会で再現します。
認知症作業療法の基本的な考え方や関わりの持ち方、可能性や課題。
そして作業療法の成果をどのように多職種間で共有すれば良いのか。
私の経験を振り返り、皆さまが明日からの現場で早速役立てられるような
講義にしたいと思います。
皆さまのご参加をお待ちしております。
日時:平成29年12月8日(金)19:00〜21:00
場所:日本福祉大学名古屋キャンパス南館 501教室
テーマ:「認知症作業療法の可能性と課題
〜作業療法の成果をいかに日常生活、ケアにつなげるか〜」
発表者:高須病院通所リハビリセンター 長谷川和之OTR
コーディネーター:ファミリーハウス「とんと」古譚 伊藤篤史OTR
参加費:500円
年末のお忙しい中ではありますが、皆さまのご参加をこころよりお待ちしております!
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愛知県認知症研究会 事務局
mail:aichi.ninchi.ot.com
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2017年10月14日土曜日
8月例会の事例 その後について
8月例会の事例 その後
皆さんからの意見を元に
①運動と歌唱の二重課題を小グループで実施
・認知機能低下に配慮
実施内容:単純な足踏み動作と懐かしの歌謡曲をOTやメンバーらと一緒に歌う
→以前はレクリエーションに参加するもルール理解困難 失敗が目立ち、怒り出す
場面見られた。足踏み動作に加え、握手などのスキンシップを取り入れた。
場面見られた。足踏み動作に加え、握手などのスキンシップを取り入れた。
予想される効果:共有体験(孤独感の解消 自信の回復)
・コミュニケーション能力低下に配慮
メンバーは無口な男性利用者 本人がつじつまの合わない話をしても笑顔で
対応してくれる人と実施
→会社経営をし、人を引っ張る立場にあった。従業員は男性が多く、かつての環境に
近い状況ができた。
予想される効果:受容体験 愛他的体験
②茶碗洗い作業の作業分担を変更
・スポンジを使った洗浄作業が困難。OTが洗った茶碗を本人が水で流し手で茶碗を
すすぐこととした。
→OTと一緒に作業
予想される効果:共有体験 愛他的体験
最近の様子
①②の活動を生き生きとした笑顔で取り組む場面が多く見られた。空きの時間でも焦りや不安を示さず皆と談笑したり、職員の冗談に合わせる余裕も見られた。ただ言葉で思いを伝えることが難しくなりつつあり、急に感情を乱し怒り出すことも徐々に出てきている。
2017年10月6日金曜日
愛知県認知症研究会10月例会
朝晩かなり寒くなっている中、日中の晴れ間は小春日和を感じられ る時期となりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今月の例会は講義とワークショップです。
自分自身を見つめなおす内容として、自己覚知や自己の治療的活用 、
環境因子としての人的環境因子などなど、いろいろな視点を学びな がら、
皆さまと理解を深めていけたらと考えております。
この内容を含め、11月18日(土)19日(日)の第17回東海 北陸作業療法学会の
教育講演「認知症作業療法の可能性と課題-作業療法の成果をいか に日常生活、ケアにつなげるか-」に布石となる会にもなっており ます。
今回の例会も、学会も堅苦しくなく、笑いのある内容にしていきま すので、
是非、皆様のご参加をおまちしております。
日時:平成29年10月13日(金)19:00~21:00
場所:日本福祉大学名古屋キャンパス南館 501教室
テーマ:「認知症の方を変えるのではなく,自分を変えよう」~自 己覚知のすすめ~
発表者:ファミリーハウス「とんと」古譚 伊藤篤史OTR
コーディネーター:高須病院通所リハビリセンター 長谷川和之OTR
参加費:500円
お忙しいとは思いますが、皆さまのご参加お待ちしております。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
愛知県認知症研究会 事務局
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2017年9月13日水曜日
全国作業療法「東京」学会 Private Party
平成29年9月22日から24日まで、第51回日本作業療法学会が開催されます。
22日の夜にMUHOO(むふー)というイベントがあります。
書類を添付しておきますので、ご興味のある方は一度ご覧ください!!
22日の夜にMUHOO(むふー)というイベントがあります。
書類を添付しておきますので、ご興味のある方は一度ご覧ください!!
2017年9月11日月曜日
治さなくてよい認知症 上田諭著 日本評論社
BPSDの対応で困ったら、ぜひこの本をお勧めします!
医療や介護の現場で、一生懸命になればなるほど上手くいかないといった経験はありませんか?上田先生はBPSDの原因を「自己肯定感(自尊心)が傷つき、これまでの対人関係が壊れる病であり、関係性悪化を背景とした精神的反応」とし、本人がいかに自己肯定感や周囲の人からの承認を得て、役割や生きがいを持てるか。残った脳機能によってよりよい「生」を生きられるかーとの視点から認知症の臨床に求められること、現状の問題点を語られます。巻末の「ご本人へのメッセージ」は必読ですよ!!
医療や介護の現場で、一生懸命になればなるほど上手くいかないといった経験はありませんか?上田先生はBPSDの原因を「自己肯定感(自尊心)が傷つき、これまでの対人関係が壊れる病であり、関係性悪化を背景とした精神的反応」とし、本人がいかに自己肯定感や周囲の人からの承認を得て、役割や生きがいを持てるか。残った脳機能によってよりよい「生」を生きられるかーとの視点から認知症の臨床に求められること、現状の問題点を語られます。巻末の「ご本人へのメッセージ」は必読ですよ!!
9月例会への参加ありがとうございました!
今月もお忙しいなか、認知症研究会へご参加いただきありがとうございました!
事例提供の後、グループに分かれてのディスカッションでは生い立ちや家族環境、仕事や家族との関係性から本人の価値観をじっくり検討。本人の不安や要求が強いと、ついその対応にばかり気が向いてしまいがちです。本人の得意なこと、生きがいに感じてくれそうなこと、役割を果たせそうなことをできるだけ探し、その情報を共有することが本人支援につながるといった検討まですすめることができました。
事例提供の後、グループに分かれてのディスカッションでは生い立ちや家族環境、仕事や家族との関係性から本人の価値観をじっくり検討。本人の不安や要求が強いと、ついその対応にばかり気が向いてしまいがちです。本人の得意なこと、生きがいに感じてくれそうなこと、役割を果たせそうなことをできるだけ探し、その情報を共有することが本人支援につながるといった検討まですすめることができました。
2017年8月30日水曜日
愛知県認知症研究会9月例会
9月の研究会は事例検討会です。
入院中のAさん。帰宅要求や電話要求が絶えず、なかなか安心して 過ごす時間が持てずにいます。ご家族が面会に来たことや、ご家族 に電話したことを忘れてしまうことで、常に「家族にずっと会って いない」「家族が心配だから早く帰ってうちのことをしなくては」 と訴えながらの徘徊が、しばしばあります。どうすれば、安心した 時間を過ごすことができるのだろうか。どうすれば、もう少しここ に居ていい、と思っていただけるのだろうか。皆さんの知恵をお借 りできれば幸いです。
日時:平成29年9月8日(金)19:00~21:00
場所:日本福祉大学名古屋キャンパス南館 501教室
テーマ「家族への想いから帰宅要求・電話要求が絶えず、徘徊が顕 著で落ち着いて過ごすことが難しい方への対応」
発表者:稲沢厚生病院 坂上菜奈子OTR
コーディネーター:南医療生協かなめ病院 新美修治OTR
参加費:500円
お忙しいとは思いますが、皆さまのご参加お待ちしております。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
愛知県認知症研究会 事務局
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2017年8月26日土曜日
8月例会へのご参加ありがとうございました!
大変暑い中、8月例会へご参加いただきました皆様、
本当にありがとうございました。
運営事務上の準備不足もあり、議論の時間が
少なくなってしまいましたことを改めて謝罪いたします。
しかしながら、感想には「考える視点が広がった」
「環境因子へ注目した勉強会は斬新だった」
「見立てとのズレが介入のポイントはわかりやすい」など
とてもいいご意見をいただきました。
今回いただいたポストイットへの書き込みは
こちらでまとめて、10月例会時に発表させていただきます。
よろしくお願いします。
また、今回は急遽取材の方が入りましたが、
皆様のご理解をいただけましたことに感謝申し上げます。
次回は、9月8日とあまり日にちがありませんが、
是非とも多くの方のご参加をおまちしております。
9月例会は事例検討です。
また、ホームページやメーリングリストなどでご連絡させていただきます。
8月ももう終わりに近づいておりますが、夏バテなどしませんように!
愛知県認知症研究会 世話人 伊藤篤史(ファミリーハウス「とんと」古譚)
本当にありがとうございました。
運営事務上の準備不足もあり、議論の時間が
少なくなってしまいましたことを改めて謝罪いたします。
しかしながら、感想には「考える視点が広がった」
「環境因子へ注目した勉強会は斬新だった」
「見立てとのズレが介入のポイントはわかりやすい」など
とてもいいご意見をいただきました。
今回いただいたポストイットへの書き込みは
こちらでまとめて、10月例会時に発表させていただきます。
よろしくお願いします。
また、今回は急遽取材の方が入りましたが、
皆様のご理解をいただけましたことに感謝申し上げます。
次回は、9月8日とあまり日にちがありませんが、
是非とも多くの方のご参加をおまちしております。
9月例会は事例検討です。
また、ホームページやメーリングリストなどでご連絡させていただきます。
8月ももう終わりに近づいておりますが、夏バテなどしませんように!
愛知県認知症研究会 世話人 伊藤篤史(ファミリーハウス「とんと」古譚)
2017年8月22日火曜日
ホームページきたぁぁぁぁ~!
皆さん、おはようございます。
ついに、愛知県認知症研究会のホームページが完成しました。
ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
これから、いろいろな情報を発信していきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
ついに、愛知県認知症研究会のホームページが完成しました。
ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
これから、いろいろな情報を発信していきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。
2017年7月31日月曜日
愛知県認知症研究会8月例会
暑中お見舞い申し上げます。厳しい暑さの中、皆様元気にお過ごしでしょうか?
さて今月の例会は、BPSDへの対応の仕方、第3弾です。
元来、明るく社交的だった女性です。
しかしながら認知症が進行し、趣味や得意だったことも困難になっております。
また不安や混乱が強く、怒りという形で表現されることが目立ってきています。
私たちは何ができるのか。
今回はBPSDに対して直接的に対応するのではなく、
その人を取り巻く人や場所といった環境面を重視した
アプローチを皆さんと一緒に考えたいと思います。
万障お繰り合わせの上、ご参加ください。
日時:平成29年8月25日(金) 19時より
場所:日本福祉大学名古屋キャンパス 501号室
テーマ:「BPSDへの対応の仕方」~第3弾~
<不安と混乱を抱えた認知症高齢者の対応について考えよう>
発表者:長谷川和之OTR(高須病院通所リハビリセンター)
コーディネーター:伊藤篤史OTR(ファミリーハウス「とんと」古譚)
会費:500円
さて今月の例会は、BPSDへの対応の仕方、第3弾です。
元来、明るく社交的だった女性です。
しかしながら認知症が進行し、趣味や得意だったことも困難になっております。
また不安や混乱が強く、怒りという形で表現されることが目立ってきています。
私たちは何ができるのか。
今回はBPSDに対して直接的に対応するのではなく、
その人を取り巻く人や場所といった環境面を重視した
アプローチを皆さんと一緒に考えたいと思います。
万障お繰り合わせの上、ご参加ください。
日時:平成29年8月25日(金) 19時より
場所:日本福祉大学名古屋キャンパス 501号室
テーマ:「BPSDへの対応の仕方」~第3弾~
<不安と混乱を抱えた認知症高齢者の対応について考えよう>
発表者:長谷川和之OTR(高須病院通所リハビリセンター)
コーディネーター:伊藤篤史OTR(ファミリーハウス「とんと」古譚)
会費:500円
2017年6月30日金曜日
7月例会のお知らせ
今年もあっと言う間に半年が過ぎました。
認知症研究会もさらにパワーアップして
皆さんと共に学び、研鑚を重ねてまいりたいと思います!
7月の愛知県認知症研究会をご案内いたします。
7月14日(金)19:00~21:00日本福祉大学名古屋キャ ンパス南館5F
テーマ:「対象者の自己効力感や自発性を目指した関わり」
内容:認知機能の低下により、自発性の低下した症例。もう一度役 割を持って
いきいきとした生活が送れるようになるために作業療法ができるこ とを
皆さんと検討したいと思います。2017年6月29日木曜日
2017年3月26日日曜日
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